誕生して100年以上!エンタテインメントとして 切っても切れないコンテンツそれは「映画!」 毎年100本以上を鑑賞するTMS 映画映像学校 学校長 松澤(チャンマツ2017)が毎回興行収入1位の映画を自腹で 鑑賞し、なぜ1位なのか?どこが面白いのか?を主観的に分析し お伝えするコーナーです。

みなさん大変お待たせしました。3ヵ月ほど連載を休んでしまいました。
サボっていたわけではありません。

2回目の連載後、死にほど忙しくなり毎日泣きそうになりながら過ごしていました。やっと時間が取れると思ったらもう10月後半です。本当に遅くなり申し訳ありません。※当記事は昨年2017年10月に作成されたものです。

この連載のタイトルは「映画興行収入1位の魅力」とありますが映画は見に行ってましたが本当に興行収入1位なのか怪しいところがあります。

ですので今回は、

この3ヵ月の間に見た映画の感想を羅列できればと思います。

要はアメリカのように質より量の考えです。

とりあえず前回から見た映画

・ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第1章

・打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

・怪盗グルーのミニオン大脱走

・カーズ クロスロード

・ダンケルク

・新感染 ファイナルエクスプレス

・ベイビードライバー

・エイリアン コヴェナント

・ユリゴコロ

・散歩する侵略者

・ドリーム

・アウトレイジ

・猿の惑星 聖戦記(グレートウォー)

「こいつ滅茶苦茶映画見に行ってるじゃん!」「暇なんじゃない?」などと外野からの声が聞こえますが、
これでも自分の中ではかなり少ない方なんです!
忙しかったんです!本当です!信じてください。

それではざっくり振り返りましょう

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない   第1章「5点」

映画.comより転載

タイトルの後ろに点数を付けました。ジョジョは5点です。これは当然100点満点基準です。今回のジョジョは5点です。

とにかくコスプレした人が出てきてバタバタしているだけでした。映画的なカタルシスや美意識が何もありませんでした。個人的にはオールスター新春かくし芸大会みたいな映画でした。詳細は私がやっております東京ミルク放送局というポッドキャストで聞けますので良かったら聞いてみてください。

クズ映画です。第2章は絶対ないでしょう。

この作品の詳しい話も東京ミルク放送局でやっていますので是非聞いてみてください。

東京ミルク放送局
第130回 俺たちのジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第1章①

http://tokyomilkhall.seesaa.net/article/453205146.html

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?「0点」

 

映画.comより転載

上記ジョジョと両立する今年の映画界を代表する2大クズ映画でした。

後輩(22歳 彼女なし 童貞)と見にいったので、すんでのところで途中退場はしませんでしたが一人で行ったら絶対に途中で帰っていました。
岩井俊二さんの映画のリメイクですが岩井俊二映画の良いところは、なんだかわからないけど「ポワーっ」とした光が画面に入ってくる。
とにかくこの「ポワーっ」があればいいのにそれを描けていない。
また元の映画が50分の作品なのに対して上映時間1時間30分にするために50分を薄めて尺を伸ばすのではなく原作の続きを描いてしまうという原作ファンをレイプして更に観客全員から総スカンをくらうという大事故になってしまいました。クズ・クソ映画です。

「君の名は。」っぽい予告にも悪意を感じましたね。またこの作品の詳しい話も東京ミルク放送局でやっていますので是非聞いてみてください。

東京ミルク放送局
第139回 俺たちの打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(アニメ映画版)
http://tokyomilkhall.seesaa.net/article/453205557.html

怪盗グルーのミニオン大脱走 「60点」

 


映画.comより転載

この作品、じつは4週連続興行収入1位だったんです。
今年の夏映画は実はこのミニオンズの一人勝ち状態でした。こちらの連載の都合もあるので初めてミニオンズを見に行きました。ジョジョ、打ち上げ花火とかなりきつい作品が続きメンタルがかなりやられていたのでオープニングの音楽をふんだんに使った騒がしい演出でタイトルが出てくるという映画としては普通なんですが、ちゃんとした映画をこれから見れると思っただけで目から汗がこぼれたのは言うまでもありません。

全体的には音楽をふんだんに使った子供むけのガチャガチャした映画でした。可もなく不可もなくしっかり置きに来たという感じです。

カーズ クロスロード「95点」

 


映画.comより転載

ピクサー映画です。カーズの3ですね。
個人的にはカーズが大好きなので見に行きました。予想以上に面白かったです。物語の構成としては1とあまり変わりはありません。(F1レーサーみたいなやつの主人公。
天才で連戦連勝。調子に乗って天狗になっていたので田舎に飛ばされる。
そこで田舎の人の温かさや自然の素晴らしさに気づき人間?的に成長し帰ってくる)そして今回は主人公が天狗になっているわけではなくベテランでロートルになり田舎に帰ってきます。

「これまた田舎の良さに気づいて人間的に成長して帰ってくるだけでしょ?1と変わんないじゃん?これどうすんだろ?」と思っていたところ

最後に「え~っっ!」という大どんでん返しにびっくりしました。

「ということはあれも、これも全部伏線で、えっ?あれも回収していくの!すごい!面白い!」と一人でテンションマックスになりラストは号泣でした。

ふと横を見ると小学生低学年の男の子を連れてきてお父さんも号泣でした。この映画は必見です。全おじさん共感ムービーです。ピクサーはトイストーリーもそうですが3までやる映画は絶対に面白いです。11月にDVDになりますので未見の人は是非!

ダンケルク「80点」

 


映画.comより転載

現在映画監督としては世界チャンピオンであるクリストファーノーラン監督の最新作です。
前作「インターステラー」は個人的に生涯TOP10クラスの作品だったので大変期待していきましたが。淡々ととらえている描写に少し飽きてしまいました。

まあ戦争とは劇的なものではなく日常の隣にあるものだというメッセージだと思うのですが…もうすこしドラマティックにしてもらいたかったです。
夕焼けをバックにしたスピットファイアが飛ぶシーンなど勉強になったカットは多々ありました。

新感染 ファイナルエクスプレス「85点」

 


映画.comより転載

韓国映画です。韓国が初めてつくる本格的なゾンビ映画です。韓国製の新幹線に閉じ込められた主人公が車両の後ろから迫ってくるゾンビ映画です。大変面白かったです。

昨年公開された残念映画「アイ・アム・ア・ヒーロー」のスタッフが何名か入り、自分が見たかったゾンビ映画を見せてくれました。エンターテインメントとしても非常に優れており大変良作なのでおススメです。

ベイビードライバー「70点」

 


映画.comより転載

エドガーライトという簡単に言うと天才が監督した映画です。大変評判いいです。今回紹介した中では映画.comさんのレビューが一番高く4.0です。食べログで4.0のお店はなかなかないですよね。ということは面白いのです。銀行強盗の逃がし屋のドライバーのお話しです。

音楽と映像のシンクロ率が半端ない映画です。まさにエンターテインメントです。
個人的にはオープニングのカーチェイスはすごく好きですが、そこから先にオープニング以上のカーチェイスがなく終始ドラマになってしまったのが不満ですが、まあこれはないものねだりですね。
とにかく面白いので良かったらみてください。

エイリアン コヴェナント「40点」

 


映画.comより転載

エイリアン大好きな自分としては大変楽しみにして見に行きましたが、なんか全体的に画面が暗くお葬式みたいな映画でした。シナリオや演出も新しいものがなくつまらない映画でした。

これはパスしてOKなやつです。次回作(あるのか?)に期待です。

ユリゴコロ「70点」

 


映画.comより転載

吉高由里子さん主演の邦画です。この映画に出ている佐津川愛美さんという女優さんと以前仕事をしてことがあり非常に芝居が上手く才能のある役者さんだなーと思っていましたが実はこの映画の前半部分に出演しています。圧倒的な存在感でした。まさに天才です。

この映画は前半と後半でガラリとトーンが変わるのですが前半を牽引しているのは間違いなく佐津川愛美さんです。まさにキチガイ芝居!素晴らしいです。自分の中で満島ひかりさんと双璧です。
後半は普通のヒューマンドラマになるので死ぬほどつまらないです。

佐津川ちゃんが退場するまでは必見です。

散歩する侵略者「70点」

 


映画.comより転載

黒澤清さんという日本を代表する監督の作品です。
黒澤清の映画は面白いのですが淡々としていて小難しいところがあり家でDVDで見ると爆睡確実なので前々作の「クリーピー 偽りの隣人」でもキチガイ隣人役に俺たちの大和田常務こと香川照之先生を起用するという名手腕。映画を見ている間終始爆笑でした。

今回のキーパーソンは長谷川博己さんです。進撃の巨人実写版でリヴァイ兵長?役でワインボトルとリンゴを持って登場したでおなじみの長谷川さんです。

お話は概念を奪う見た目人間にしか見えない宇宙人が地球侵略をするお話しです。最後の方で宇宙人に身体を乗っ取られ無表情なロボと化した長谷川博己がサブマシンガン片手に爆撃機と戦います。冷静に考えればいくら博己が宇宙人設定といえども爆撃機には一撃で負けるはずなのに、長々とワンカットで爆撃機と戦っています。

大変シュールです。このシーンだけで5000円払えます。爆笑しました。やはり長谷川博己はあなどれない役者です。

ドリーム 「85点」

 


映画.comより転載

アメリカの宇宙ロケット計画を裏で支えていた黒人女性3人の実録ものです。

宇宙ロケット物というと男の子とおじさんしか盛り上がりませんが、主人公を女性に据えることにより女性客を呼び込むことに上手く取り込んでいます。

そしてこの3人は黒人、女性、おばちゃんというヘレンケラー並の3重苦でガッツリ差別されますがこの差別に前向きに常に立ち向かいます。

そして感動のラストへと流れ込む演出方法は素晴らしいの一言です。

非常にいい映画です。あまり上映館数は多くありませんが是非映画館で見てもらいたい作品です。

アウトレイジ 最終章 「60点」

 


映画.comより転載

アウトレイジシリーズの最後の作品です。「なめんなコノヤロー!」等の登場人物が恫喝をするセリフ回しが大好きなのでスキップしながら見に行きました。

結果満足いくところはありましたが主演のビートたけしをはじめみんな年を取って

よれよれです。しかし西田敏行先生の「アホ!メイワクもハローワークもあるかいっ!ボケッ!」のダジャレのセンスには映画館で腹を抱えて笑いました。

猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)「15点」

 


映画.comより転載

 

猿の惑星シリーズのリブート3部作の最終作!

一作目の猿の惑星 創世記(ジェネシス)でいじめていた実験所の猿が知恵をつけて

ある日「NO~!!!」と言葉を発するシーンは震えました。なので期待をして見に行きました。結果としてかなりやばいことになっていました。

全世界でサルが蜂起して現代文明がどんどん侵食されて最後に空の向こうから宇宙船が…カメラがパンダウンしたら自由の女神の首が転がってるだけで成立する映画なのに…。

雪山でウホウホ言って、たけし城みたいな基地を奪うだけの話でした。

大変遺憾です。最後の方はオチが読めたので途中で帰ってきました。

 

といろいろ映画を紹介しました。面白いのから殺意を覚えるものなどいろいろありましたが全てに共通しているのは映画には夢があって、その夢をお客さんも見に来ていることです。DVDやインターネット配信で映画を見る人も数多くいると思いますが少しでも気になった映画は是非映画館へ足を運んでみてください。家では得られない感情の変化がありますよ。でわでわ。

■プロフィール
松澤 和行(まつざわ かずゆき)

TMS 東京映画映像学校 学校長 http://tf-tms.jp/
TMS卒業後 TV番組制作会社にてディレクターを経験てTMS 東京映画映像学校のプロデューサーに就任
構成作家、俳優として多方面で活躍中
劇団東京ミルクホール所属 http://www.tokyomilkhall.com/
PODCAST番組 東京ミルク放送局 毎週更新で大好評放送中! http://tokyomilkhall.seesaa.net/