《回路ゲルニカ》とは売れそうな気配だけはあったバンド「pegmap」のg/vo、山本章人の脳内の混沌を具現化した文章群である。バンド時代は下北沢を中心に活動を行い、『HAVE A NICE DAY』『see you』を発売し、ツアー後のスタジオの空気が頭打ち感満載になり曲が出来なくなる。4年かかった音源『COME BACK e.p.』を引っさげ再始動するも3rdアルバム『seeyou,again』をリリース直後twitterにて色々めんどくさくなり解散を宣言。その後メンバーは就職し各々に家庭を築いていく中、山本自身はいつまでも職が安定せず、2016年よりようやく社会人として活動を始める。にも関わらず入社1社目を1年3カ月とスピード退社し、現在ようやく「なんとかやっていけそーかもしれない」と思う会社に入社し10カ月。社会を舐め腐った態度を見抜かれ中々結婚を受け入れてもらえずにいたが、ようやく2018年6月に7年連れ添った恋人と入籍することとなる、一言で言えばダメな人である。そんな人が色々思ったことを書いていく読者にとってなんとも実りの少ない場所を提供するこのミトサンはおかしいのである。俺は悪くないのである。

「回路ゲルニカの由来でゲルニカる!」

おどりゃクソ松ど根性!いい言葉ですよね。どうも山本です。書いたかもしれないけど毎日ブログを3〜4年書いてたんですよ。2004年とかだっけな?バンド始めた当初。その時の様にノープランで書き散らかして見ようかと思い、今回は第36273回目にして(13回目)にしてこの表題、回路ゲルニカ、について触れて参ります。文章のみのストロングスタイルで攻めたいと思います。窒息せよ。ゲルニカはご存知ピカソの反戦をテーマにした作品ですね。あの両手あげた人と牛が面白いですよね。あとでその絵描くかも。早くもさっきの文章のみ宣言を覆す発言をしていくストロングスタイル山本。戦争に慌てふためく様子が描かれてるわけなんだけど、脳みその中ってあんな感じじゃないですか?何か一つの事を考えてるつもりでいても、無意識化で同時に言葉が入り乱れているのを感じたことないですか?一日中同じ曲がリピートされてたり、全然考えてなかったことが突如浮かんできたり、多分無意識にめちゃくちゃ考えてるんだと思うんですよストロングスタイル山本は。じゃあ目を閉じて頂いてさ、読めなくなるけどさ、読んだ後でさ、その辺はうまいことそっちでやりくりしてくださいよもう!ストロングスタイル山本もさすがに困っちゃいますよう!もうやめます。でまあ、ぼーっとして頭の中の独り言に耳を澄ますとさ、結構色々考えてると思うんですよ。例えば今私気温6度の屋外で雨の中タバコを吸いブルブル震えながら書いてるんだけど、目を閉じて頭の中の言葉達を探してやると、「何を考えてるんだろうなー?」がまず意識している思考としてありますよね。その他無意識化では「手が寒い」「雨があたった」「左頬に風を感じた」と感触からくる思考達や、全く関係ない「夜何食べよう」や「ギャルのパンティをおくれっ!」などの、最後のは嘘だけどまあエロスの事もふわぁーっとどっか頭の暗闇のむこーっかわにうっすら考えてたりするんですよ。この辺が捉えられる限界だったけど、無意識下で幾重にも混沌とした思考が繰り広げられていて、それが脳内の日常生活なわけじゃないですか。そしてそいつら思考達はさ、例えば今のこういった記事を書くときや仕事の事を考える時など何かを考えなきゃいけなくなった時に、騒ぐ奴と逃げる奴、そのまま居座る奴、まあ色々と変化を見せるんですね。「俺を書け!」という思考と「私はごめんあそばせ」な奴、「ギャルのパンティをおくれっ!」は基本的にずっと居座り続けるのが男の悲しさ。その様相、私という人間が「テーマ」という爆撃を仕掛けることによる脳内カオティック状態。ここがゲルニカたる所以です。そのどれかをクジ引きよろしく気分で鷲掴みにして引きずり出してやり、文章っぽくまとめたものが記事となっているのです。書かれることが無ければそのまま立ち消えてしまっていたであろう小さな思考達がこんな長々とした文章として現実世界に現れてくるのは奇妙な物ですね。愛せますね。選んだ理由についてはまあなんとなくお分かりいただけた、と、します。しましょうよ。もうこっちの塩梅でそうしますからね!次行きたいから山本は!回路ゲルニカって言葉自体は、前の会社を辞めて音楽でどうにか食っていけんかなとガチで頑張った時期が半年くらいあって、その時に歌詞で使ってたんです。去年かな。その時は自分でも意味がよくわからないままかっこいいから採用してたんだけど、まさか今こんな意味を持たせることができ、というかピンときたのよ。ああ文章書くならこのタイトルやで!って。そんな風に使うことができて、この回路ゲルニカという単語も死なすことなく嬉しいです。ミトサン様様です。繋がってるかわかりませんが以前すこし触れた話で、「歌詞が降りてきたんです」とか言うじゃないですか?あの表現があまりよろしくないと思うのです。全然そんな立場に無いし無関係なのはわかってますし、その言葉を用いる方々より完全に売れなかったですが、誤解を生みそうではないですか。なんだ君は神の使いかなにかか?特殊な能力者なのか?もしかして、イタコ?ならしょうがないけど、歌詞やメロディーは降りてきてるわけではなくて、まあそのクラスの天上人になればそういう感覚もね、抱くのかもしれない。ジョンフルシアンテとか。彼ノーマル状態で妖精見えてるらしいから。元pegmapのドラムが言ってた。でね、そういうコンビニのエロ本なんかよりよっぽど青少年に悪影響を及ぼしそうな発言をして誤解されちゃうといけないと思うんです。てかエロの何が悪影響なのかもわかりませんね山本的には。性的欲求が芸術やスポーツ等、要するに人間にとってとても大切な余計な事を発展させてきたのです。保健体育の教科書に書いてあったもん。嘘じゃないもん。もしかしたら人口が増えすぎて地球がパンパンになってきたからそれを本能的に察知して性に関する嫌悪感を女性達が強く抱くようになってきているのかもしれないという話は今はいいですね。「降りてきた」って要するにず〜〜〜〜っと歌詞やメロディーについて考えてさ、頭の中が「体よ持ってくれよー!ゲルニカ100倍だー!」状態でぐちゃぐちゃになってようやく納得する物に辿り着けたり、こぼれ落ちてきたりするものなはずで、降りてこないかな〜ふふふ〜ん♪ってしてるわけではないはずなんです。きっと。もし降りてくるなんて人がいるなら呪います。羨ましすぎるもの。といってもこれは私の行けたところはそこまでだからそこまでしかわかんないってだけの話で、もしかしたらその先にはまた違う感覚があるのかもしれないですよ。でも才能があるから出来るとか、すごいと思われるからやりたいとか、思わせないほうが良いんです。一生懸命にやったから出来ただけなはずなんですよ。人の何倍も。努力の方向性が正しかった上でさ。あの椎名林檎でさえ天才と呼ばれることを嫌うくらいぐっちゃんぐっちゃんになるまで努力しているんだからさ、ものすげえ頑張って下さいね。音楽で人生を生きようとしている若い方々は。そうしないと私みたいになりますよ!真夏に冷房のない工場で4リットルくらい汗かきながら働くことになりますよ!クソほど頑張って成功してね!一応私もガチで頑張ってたときは最低でも10時間はパソコンで曲作ってました。辛かった。だって好きなものなのに全然良いものにならないんだもの。自分がどんどん嫌いになっていきましたね。歌の練習も昔は暇ならスタジオ4時間、家で2時間以上してました。練習とは思ってなかったけど、まあそんくらいやっても足りないんですよ、皆が憧れるあの天上人が暮らすきらびやかな世界で戦うには。脅かして音楽に携わる人を減らすのが目的ではなくて、現実彼らはアスリートレベルの鍛錬を積んでるってことを知っておかないと後々大変なことになるのも知っておいて欲しいのです。鬱陶しいおじさんの親切心です。本当に努力を忘れずに良い音楽を作って良い人生を送っていって下さい。おじさんは趣味でダラダラ業の深い音楽をやれればそれで満足と最近思いました。そんなわけで「降りてくる」の話、からこんな事になるとは思ってませんでした。もうさ、いっそ謎の言葉として流行らせようよ。「先輩すみませんちょっと今降りてきてるんでバイトのシフトかわってもらえませんか?」とか、マッチョ達の筋肉を「キレてる」〜!というかわりに「降りてる降りてる〜!」と言うとか、「神ってる」を「降りてる」にするとかでヤバいTシャツ屋さんに曲でも作って欲しいですね。「チャリできた」の画像も「降りてきた」にしてさ。何言ってんだかわかんなくなってきたんで今日は閉店致します。また次回!

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